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【脳タイプから考える】自分に合った睡眠の質を高めるための方法とアドバイス


【脳タイプから考える】自分に合った睡眠の質を高めるための方法とアドバイス

 

寝ているはずなのに朝起きると元気が足りないと感じることはありませんか?

 

疲れが残った状態では楽しく生活できませんよね。

 

睡眠の質を高めることで心身の疲労を回復させ充実した生活を送れるようになります。

 

脳タイプを知りいかすことで、効果的に自分に合った睡眠の質を高められます。

 

本記事は、脳タイプから考える自分に合った睡眠の質を高めるための方法とアドバイスについてご紹介します。

 

 

 

1 睡眠の基礎知識


 

人生の3分の1は睡眠時間といわれています。

 

 だから良質の睡眠がとても大事ですね。

 

良い睡眠・悪い睡眠の体への影響は以下のようなものがあります。

 

 

(良い睡眠)

 

・集中力、記憶力が高まる

 

・免疫力が高まって病気にかかりにくくなる

 

・気持ちが安定

 

 

(悪い睡眠)

 

・高血圧、認知症、ガン、脳卒中などの疾患のリスクが高くなる

 

・太りやすくなる→食欲増進させるグレリンというホルモン分泌が増え食欲を抑えるレプチンが減って食べ過ぎる

 

・イライラする

 

 

以上のことから少しでも良い眠りで元気に過ごしたいですよね。

 

 

2 睡眠の質を高めるための方法とアドバイス


 

良い眠りのためには睡眠の質を高めることが大切です。

 

身近な生活習慣・環境を見直すことで睡眠の質を高められますよ。

 

まず睡眠の質を高めるためには以下のような方法がオススメです。

 

 

   同じ時間に起きる(休みの日でも+1時間を目安にする)

 

 

   朝食はしっかり食べ、夕食は寝る3時間前までに済ませたんぱく質を中心にとる

 

・朝食→日中動くためのエネルギー

 

・夕食→たんぱく質が睡眠・細胞修復に必要なセロトニンの材料になる

 

 

   寝る2時間前にぬるめのお湯で入浴する

 

・2時間程で深部体温が下がり眠りにつきやすくなる

 

 

   温かい飲み物で眠気を促す(ノンカフェインのもの)

 

内臓を温めた後体温が下がり始めると自然な眠気がおき、睡眠前のリズムを作る

 

・白湯

 

・しょうが湯→白湯+しょうがパウダー(砂糖なし)

 

・カモミールティー→リラックス効果、鼻づまりの改善

 

 

   寝室の環境を整える

 

・温度→18~24℃(熱帯夜だと26~28℃)

 

・遮光、遮音

 

・寝具→自分に合った枕、敷布団、ベッドマット、掛布団

 

 

睡眠の質を下げないためには以下のことに気を付けるのがオススメです。

 

   寝床スマホ

 

画面の光をみることで覚醒してしまう

 

 

   お酒

 

寝つきは良くなるが、利尿作用・アルコール分解後に交感神経を刺激し中途覚醒して眠っていても体は休まっていない

 

 

   カフェイン(コーヒー、栄養ドリンク)

 

4~7時間の覚醒作用がある

 

 

   タバコ

 

ニコチンは覚醒作用があり血液中に成分が2時間たっても残存するので睡眠に悪影響

 

 

睡眠の質を高めることで疲れを取るだけでなく明日への活力を得ることができます。

 

パワーチャージされると生活にハリが出て楽しく過ごせるようになりますよね。

 

 

脳タイプを知って特性をいかすことで、さらに自分に合った睡眠の質を高めるヒントが見つかりますよ。

 

 

3 脳タイプ


 

脳タイプとは人が情報を得る時に脳のどこを優先して使うかが違うといった特性にわけたものです。

 

人は、脳のどの機能区分を優先して使うか(頭頂葉→触覚、後頭葉→視覚、側頭葉→聴覚)によって情報の取り方が違います。 

 

 

情報の取り方の違いが感覚・思考・行動に関連しており、睡眠の質を高める方法に違いがでます。

 

 

脳タイプは大まかに以下の3つのタイプに分けられ、特性がちがいます。

 


・触覚を司る頭頂葉を優先タイプ:触覚タイプ手タイプ

 

・視覚を司る後頭葉を優先タイプ:視覚タイプ目タイプ

 

・聴覚を司る側頭葉を優先タイプ:聴覚タイプ耳タイプ

 

 

 

脳タイプ別に以下のような感覚・思考・行動の特性があります。

 

 

 

手タイプ

目タイプ

耳タイプ

手触り

においを重視

見た目デザインを重視

音・相手の話に耳を傾ける

思考

人との

つながり大事

スピード大事

順序・

根拠が大事

ゆっくり

せっかち

じっくり

計画的

 

 

脳タイプはどれか一つに当てはまるといったものではありません。

 

 

当てはまるものが多いところがそのタイプの傾向と言えます。

 

 

 

4 脳タイプ別睡眠の質を高めるポイント


 

各脳タイプの特性をいかすことで効果的に睡眠の質を高められます。

 

 

手タイプ

 

 触覚・嗅覚が敏感で、ものに触れて楽しむ・香りに癒されるなどの心地良いと感じられる・体験を楽しむといった特性をいかすことがオススメです。

 

・睡眠環境→手触りのよい素材や質感の寝具を選ぶ(ex.柔らかな布団、触れる感触が心地良いカバー、パジャマなど)

 

・リラックス法→香りや雰囲気を楽しみながらできるものを選ぶ(ex.ゆっくりお風呂につかる、バスソルト・アロマオイルを使う、マッサージ、ストレッチ)

 

 

 

目タイプ

 

視覚から情報を得る、ビジュアル重視、高級感のあるものが好きといった特性をいかすことがオススメです。

 

・睡眠環境→美しい色調のものを選ぶ(ex.カーテン、ブラインド、インテリア 、ベッド、枕カバー、パジャマなど)

 

・リラックス法→目で見て楽しめるものを選ぶ(ex.美しい景色の写真・アート・映像を鑑賞、キャンドルの光、ヨガや瞑想の動画を見るなど)

 

 

 

耳タイプ

 

音・声など聴覚から情報を取り入れることが得意、定番で歴史的評価のあるものが好き、計画・手順に従って物事を進めるといった特性をいかすことがオススメです。

 

・睡眠環境→睡眠効果の高さが実証されているものを選ぶ(ex.ベッド、布団、枕、照明など)

 

・リラックス法→睡眠効果の実績がある・実用的で耳障りになる音をカットできるものを選ぶ(ex.ホワイトノイズマシン・川のせせらぎ・波の音・鳥のさえずりなどの音声アプリ、瞑想用のBGMなど)

 

 

脳タイプから考えてみると睡眠の質を高める方法に違いがあることがわかりますね。

 

 

自分の脳タイプの特性をいかそうと意識することで、自らに合った方法で睡眠の質を高め生活を楽しむことができますよ。

 

 

まとめ


 

本記事は、脳タイプから考える自分に合った睡眠の質を高めるための方法とアドバイスについてお伝えしました。

 

良い眠りが充実した人生を送るための鍵になっています。

 

 

自分に優しい環境を整えてみてはいかがでしょうか。